相続問題は大きなトラブルに発展する可能性があるので、
相続対策をしておきたいという方も多いでしょう。
相続対策にはさまざまな方法がありますが、今回は家族
信託にスポットライトを当てたいと思います。
では、
相続対策で家族
信託を活用するメリットとは一体何なのでしょうか。
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相続対策で家族
信託を活用するメリット
■財産管理が容易
家族の財産を管理できる制度として、家族
信託の他に任意
後見制度というものがあります。
任意
後見制度は、本人が財産を管理できなくなるまで家族に任せることができません。
一方家族
信託は、本人が希望すれば判断能力があるうちから家族に財産の管理を任せることができます。
そのため、本人の意思に沿った財産管理がしやすくなるのです。
■効力が遺言書に匹敵する
相続は遺言書に沿って進められますが、遺言書のルールは厳しく正しく作成できていない場合は無効になる可能性があります。
そのため、遺言書を作成するのが億劫という方もいるでしょう。
しかし、家族
信託は遺言書の代わりとしても使うことができるので、遺言書を作成する必要がありません。
■
相続の自由度が高い
遺言書では、一次
相続の方法しか指定することができません。
一方で、家族
信託は二次
相続まで指定することができるので、
相続の自由度が高いといえるでしょう。
▼まとめ
相続対策で家族
信託を活用するメリットは、主に次の3つです。
・財産管理が容易
・効力が遺言書に匹敵する
・
相続の自由度が高い
相続に関してわからないことがありましたら、気軽に当事務所にご相談ください。